2017/2018年インフルエンザ対策としてタミフルをいつ使う?

毎年寒い時期になるとインフルエンザが流行します。その対処薬としてタミフルが有名ですがどのタイミングで服用すればいいのでしょうか?

タミフルの服用について


タミフルはA型とB型のインフルエンザの予防と治療に使用される飲み薬です。スイス・ロシュ社が製造し、中外製薬が日本で販売しています。感染してから48時間以内に服用すれば、症状を和らげることができます。

有効成分:Oseltamivir Phosphate(リン酸オセルタミビル)75mg

タミフルの商品紹介
インフルエンザは通常の風邪とは違い、38℃以上の高熱や、頭痛や関節痛、全身倦怠感などの強い症状が突然あらわれる病気です。

全身的な症状の後、咳やのどの痛みなどの呼吸器症状や、お腹が痛いなどの胃腸の症状が現れることもあります。

これらの症状はインフルエンザウイルスによって引き起こされますが、乳幼児やお年寄り、慢性的な持病がある方が感染すると、肺炎やインフルエンザ脳炎を起こして重症化することがあります。

一方、インフルエンザウイルスの増殖を抑えることができれば、重症化を避けられます。

インフルエンザウイルスの増殖にはノイラミニダーゼという酵素が重要な役割をはたしていますが、タミフルの有効成分のリン酸オセルタミビルには、このノイラミニダーゼの働きを阻害する作用があります。

このため、タミフルを服用すればウイルスの増殖が妨げられ、症状が出ても深刻な状態にならずに済んだり、早く回復させることができます。

タミフルの服用で大切なことは、感染したら早めに飲むことです。発熱などのインフルエンザの症状が出てから48時間以内の服用が必要で、48時間が経過してから服用した場合の効果は確認されていません。

インフルエンザは通常の風邪に比べて症状が重く、回復までにかなりの体力を消耗してしまいます。薬を飲まないと回復までに10日前後かかることもあり、治癒した後もけんたい感やだるさが続くことがあります。

感染したときに速やかに服用を始められるように、インフルエンザが流行りだす前にタミフルを手元に用意しておくと安心です。

※商品の写真は、参考画像となります。在庫の状況により、製造国の違いによりパッケージが異なる場合がございます。お送りする当商品は、トルコまたはイギリス製のいずれかとなります。あらかじめご了承ください。


使用方法
タミフルはインフルエンザの治療と予防に用います。

インフルエンザの治療には、大人や体重 37.5キロ以上の子供にはオセルタミビルとして1回75mg を1日2回、5日間服用します。

急な発熱や関節痛などインフルエンザの症状が現れてから2日(48時間)以内に服用を始めてください。

インフルエンザウイルスの増殖を抑えられるので、服用しない場合に比べて早く回復できるでしょう。

なお、数回服用後にインフルエンザの症状が改善したとしても、体内にはまだインフルエンザウイルスが残っています。少し回復したからとタミフルの服用を辞めてしまうと、インフルエンザウイルスは再び増えはじめ、症状の再発や悪化がおこることがあります。

また、体内からウイルスが排出されるまでは、周囲の人を感染させる恐れがあります。タミフルの服用を始めたら5日間きちんと飲むことが大切です。なお、タミフルは食事の時間に関係なく服用しても大丈夫です。5日間、同じ時間帯に服用を続けるようにしましょう。

インフルエンザの予防には、大人にはオセルタミビルとして1回75 mgを1日1回、7日から10日間服用します。体重37.5キロ以上の子供にはオセルタミビルとして1回75 mgを1日1回、10 日間まで服用できます。

インフルエンザウイルスに感染している人と接触したら、2日(48時間)以内に服用を始めてください。

タミフルを服用している期間のみインフルエンザを防ぐ効果が得られます。

予防投与は受験生、高齢者、持病をお持ちの方など、インフルエンザに感染したら困る方には有益な方法ですが、すでに感染してしまった場合は、ウイルスの増殖を防ぐことができず、服用しても発症することもあります。

なお、インフルエンザの予防としての服用は健康保険が使えません。医療機関を受診しても、診察代や薬代は自費となります。

インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型がありますが、タミフルにはA型とB型のインフルエンザウイルスへの効果があります。C型インフルエンザや細菌性の風邪の感染では、服用しても効果がありません。

 

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